なすの野菜室直入れはNg?シワシワを防ぎ1か月長持ちさせる保存術
調理前に余ってしまったカット後のなすは、切り口から急速に褐変が進みます。なすに含まれるポリフェノール化合物(クロロゲン酸など)が空気に触れ、酸化酵素の働きでメラニン色素を生成するためです。
なすの変色防止には「水につける」下処理が最も確実です。切った直後のなすをボウルに張った水、あるいは約0.5〜1%濃度の薄い塩水に5分〜10分程度浸します。塩水を使うと酸化酵素の働きがより強力に抑制され、果肉の白さを長く保てます。ただし、水に浸けすぎると水溶性のビタミンやカリウムが流出し、果肉が水っぽくなるため10分以内に引き上げてください。
切った後のなすの保存方法としては、水気をペーパーで完全に吸い取った上で、切り口に薄くサラダ油やオリーブオイルを塗る方法も有効です。油の膜が空気を遮断し、酸化を防ぎながら加熱時の油吸いすぎも抑制してくれます。ラップで空気が入らないよう密着させて包み、チルド室または野菜室で保管すれば、切った後でも2〜3日は綺麗な状態を維持できます。