吉野ヶ里遺跡の発掘調査が明かす邪馬台国説揺るがす衝撃の真実
鏡をかざし、鬼道を用いて衆を惑わしたとされる女王卑弥呼。彼女の生きた3世紀半ば、この国営吉野ヶ里歴史公園の地下に眠る広大な都市はどのような熱気に包まれていたのか。最新の3Dレーザースキャンや地中レーダー探査技術は、目に見えない遺構のディテールを克明に浮き彫りにした。
発掘された特別区画からは、通常の住居では見られない特異な朱の塗布跡や、輸入ガラス小玉が多数出土している。国営吉野ヶ里歴史公園の地表下に広がるこれらの遺物は、邪馬台国時代の王権や宗教的カリスマの存在を色濃く反映している。卑弥呼という人物の影が、時空を超えてこの地に落ちているのを感じずにはいられない。