スマホが招く視野欠損の罠!眼圧上昇と緑内障の知られざる真実
もっとも危険視されているのが、就寝前のベッドの中での操作だ。照明を消した暗がりで小さな画面を見つめると、眼球は光を取り込もうとして瞳孔を大きく開く(散瞳)。これにより、眼球内の虹彩が外側に押し出され、房水が流れ出る「隅角」と呼ばれる排水口を狭めてしまう。
さらに最悪なのが、横向きに寝転がった姿勢(側臥位)での操作だ。下側になった眼球には重力と頭部の圧力がダイレクトにかかり、わずか数十分の操作で眼圧が急上昇することが臨床実験でも実証されている。通常なら10〜21mmHg前後に保たれているはずの眼圧が、危険水域まで跳ね上がるのだ。この一時的なスパイクの反復が、デリケートな視神経乳頭を確実にすり減らしていく。