大腸がんと痔の違いは?出血の色や便の太さで見分ける初期症状

大腸がんと痔の違いは?出血の色や便の太さで見分ける初期症状に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

Q1:鮮血(鮮やかな赤い血)なら大腸がんではなく100%痔ですか?
A1:いいえ、100%痔とは言い切れません。肛門のすぐ手前にある直腸にがんができた場合、出血した血液が酸化せずに排出されるため、痔とまったく同じ鮮やかな赤い血が出ます。「鮮血だから安心」という考えは極めて危険です。

Q2:血便が出たとき、何日様子を見てから病院に行くべきですか?
A2:自己判断で様子を見るべきではありません。1回きりで完全に止まり痛覚の強い切れ痔が疑われる場合でも、数日以内に再発したり、便に血が混じっているのを確認した場合は、速やかに受診してください。特に40歳以上で一度も大腸カメラを受けたことがない方は、出血を機に内視鏡検査を受けることを強く推奨します。

Q3:便潜血検査が「陰性」であれば、大腸がんの心配は全くありませんか?
A3:陰性であっても100%安心とは言えません。早期の大腸がんやポリープ、一部の平坦型病変は常に出血しているわけではないため、便潜血検査をすり抜ける(偽陰性となる)ことがあります。出血や便の狭小化などの自覚症状がある場合は、検査結果が陰性であっても内視鏡検査を受けてください。

Q4:市販の痔の薬を使って出血が止まったら、病院に行かなくても大丈夫ですか?
A4:一時的に出血が止まったとしても、根本原因が大腸疾患ではないと断定することはできません。市販の座薬や軟膏には血管収縮剤や抗炎症成分が含まれているため、一時的に止血されることがありますが、がん病変そのものが消えるわけではありません。症状が落ち着いたタイミングであっても、専門医の診察を受ける必要があります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。