宇多田ヒカル『Face My Fears』世界的快挙の真相と現在地

今注目を集めている 宇多田ヒカル『Face My Fears』世界的快挙の真相と現在地について、多角的な視点を整理して公開しています。

世界を驚かせた『Face My Fears』のプロジェクトは、偶然の重なりと音楽的なリスペクトから動き出しました。もともと『キングダム ハーツ』シリーズの大ファンを公言していたスクリレックスと、以前から親交のあった宇多田ヒカル。当初、彼女はエンディングテーマである『誓い』のリミックスをスクリレックスへ打診していました。

しかし、スクリレックス側から「リミックスではなく、新たな楽曲を一緒に作りたい」という強い熱望が寄せられます。これに呼応する形で、ジャスティン・ビーバーの数々のメガヒットを手掛けてきた敏腕プロデューサーのプーベア(Poo Bear)が加わり、ロンドンのスタジオでセッションがスタートしました。

宇多田ヒカルが紡ぎ出す切なくも力強いメロディラインとコード感、そこにスクリレックスの象徴とも言えるエッジの効いたフューチャーベースのビート、さらにプーベアのキャッチーなトップライン構築が見事に融合。誰かひとりが主導権を握るのではなく、三者の個性が奇跡的なバランスで混ざり合ったことで、前代未聞のハイブリッド・トラックが完成しました。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。