米倉保美の現在と経歴|南島原市長事件の真相と判決の全貌
米倉保美氏の名が全国のニュースで大きく報じられたのは、2選目を目指した2014年1月26日投開票の南島原市長選挙でした。米倉氏は接戦の末に再選を果たしたものの、選挙戦の裏で大規模な票の取りまとめ工作が行われていた疑惑が浮上します。
長崎県警と福岡高検・長崎地検の合同捜査本部による強制捜査が進むにつれ、米倉氏陣営が選挙戦直前の2013年末から2014年初頭にかけ、現職市議会議員らに数十万円単位の現金を配布していた事実が次々と明るみに出ました。配布総額は数百万円規模に達し、趣旨は「市長選での集票・票の取りまとめに対する報酬および買収」と認定されました。
2014年5月、公職選挙法違反(買収・事前運動)の容疑で米倉保美氏本人が逮捕されます。さらに、市長選に関わった市議会議員が次々と逮捕・書類送検され、最終的に当時の市議会定数30名のうち半数に達する15名が立件されるという、日本の地方自治史上類を見ない異常事態へと発展しました。米倉氏は逮捕後の2014年6月に市長を辞職しました。