オイル下がりとは?白煙の原因やオイル上がりとの違い・修理費用を解説

オイル下がりとは?白煙の原因やオイル上がりとの違い・修理費用を解説について詳しく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

エンジンオイルが燃焼室内で燃えてしまうトラブルには、「オイル下がり」と双璧をなす「オイル上がり」が存在します。両者は「オイルが燃えて白煙が出る」「オイル消費が激しくなる」という結果こそ酷似していますが、破損している部位もオイルの侵入ルートも全く異なります。

オイル上がりとオイル下がりの違いを見分ける最大の判断材料は、「どの運転状態のときに白煙が出るか」という発生タイミングです。愛車の症状がどちらに該当するのか、以下の比較表で客観的に整理しました。

項目オイル下がり(上から燃焼室へ)オイル上がり(下から燃焼室へ)編集部の見解・評価主な原因箇所バルブステムシールの摩耗・硬化ピストンリングの摩耗・シリンダー壁の傷上部はゴム劣化、下部は金属摩耗が主因白煙が出るタイミングエンジン始動直後・長時間アイドリング時アクセルを強く踏み込んだ加速時・高回転時始動時にモワッと出て消えるなら下がりオイル侵入の主因インテークマニホールドの強い負圧ピストン往復によるオイル掻き上げ不良負圧吸い込みか掻き落とし不良かの違い修理費用の相場4万〜15万円程度(特殊工具作業時)20万〜50万円以上(腰下オーバーホール)オイル上がりの方が重整備になりやすい

実践的なオイル下がりの見分け方としては、朝一番などの冷間時にエンジンを始動した瞬間、あるいは信号待ちなどで数分間アイドリングを続けた後に発進する瞬間をチェックします。この瞬間にマフラーから青白い煙がモワッと吹き出し、走り出すと煙が薄くなって消える場合、極めて高い確率でオイル下がりと診断できます。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。