ジョン万次郎の家系図と子孫の現在|名門医師を輩出した一族の全貌
「ジョン万次郎の子孫は現在、どのような活動をしているのか」という疑問に対し、現場の活動データは極めて生き生きとした答えを提示しています。
近代医学界で活躍した第4代直系・中浜博医師(聖路加国際病院顧問などを歴任、2026年没)は、万次郎に関する膨大な古文書や書簡を精力的に調査し、数々の著書を発表しました。博氏は自らの足でアメリカ・マサチューセッツ州フェアヘブンを何度も訪れ、ホイットフィールド船長の子孫一族と半世紀以上にわたる再会と交流を重ねました。この民間外交の積み重ねが、土佐清水市とフェアヘブン・ニューベッドフォード両市との姉妹都市提携という強固な国際ネットワークへと発展したのです。
そして現在、直系5代目としてその志を一身に引き継いでいるのが中濱京(なかはま けい)氏です。中濱京氏は一般社団法人ジョン万次郎世の会の代表理事を務め、全国各地での歴史講演や執筆活動、さらには次世代の若者たちに向けた国際教育プログラムを主導しています。
高知県土佐清水市のジョン万次郎資料館関係者や現地イベント参加者の証言によると、京氏が登壇する講演会には歴史ファンのみならず、現代の教育関係者やビジネスパーソンが多数詰めかけています。「万次郎が絶体絶命の漂流から生還し、未知の異国で偏見に抗いながら学問を修めたレジリエンス(再起力)を現代にどう活かすか」という実践的なメッセージは、混迷を極める現代を生きる多くの人々の心を揺さぶり続けています。