腰痛と疲労を防ぐ正しい座り方|骨盤を立てる決定打と椅子の調整法
オフィスや在宅ワークで最も多く見られる悪姿勢が、お尻を前に滑らせて背もたれに寄りかかる「仙骨座り(ずっこけ座り)」です。座骨ではなくお尻の平らな骨(仙骨)で体重を支えるため、骨盤が激しく後傾します。
自宅やオフィスですぐにできる骨盤後傾チェック方法
- 壁を背にして立ち、後頭部・肩甲骨・お尻・かかとをつけた際、腰と壁の隙間に手のひらが入らない(骨盤後傾タイプ)。
- 椅子に浅く腰掛けた際、下腹部がぽっこりと前に突き出る感覚がある。
- 床に長座(足を伸ばして座る)したとき、膝を曲げないと上半身を直角に保てない。
仙骨座りのデメリットは腰痛にとどまりません。骨盤が後傾すると代償動作として頭部が前方に突き出るため、猫背ストレートネック対策が急務となる首のコリや頭痛を誘発します。さらに、胸郭が圧迫されて横隔膜の動きが制限されることで呼吸が浅くなり、脳への酸素供給量が低下して午後の強い眠気や集中力低下を招きます。仙骨座りデメリット改善には、まず自分が「坐骨」で座れているかを指先で確かめる触知から始めるのが確実です。