元尼神インター渚の現在地|大工出身芸人が切り開く新境地の全貌
大手芸能事務所・吉本興業に所属する無数のタレントのなかでも、渚の経歴は極めて異色だ。NSC(吉本総合芸能学院)に入る前、彼女は約8年半にわたり建設現場で型枠大工として汗を流していた。高所を恐れず、重い資材を担ぎ、荒くれ男たちと対等に渡り合ってきた日々。そのバックボーンこそが、今の彼女のトークに圧倒的なリアリティと説得力を与えている。
理不尽なフリにも動じず、現場の空気を瞬時に読み切って最短距離で芯を食うコメントを打ち込む。この瞬発力と度胸は、一歩間違えれば大事故につながる工事現場で培われた「職人の目配り」そのものだ。虚飾を嫌い、道具や人を大切にする職人気質は、テレビカメラの前でも決してブレることがない。