伊藤忠商事の年収実態を追う!平均額と高給の背景にある働き方
有価証券報告書に記載された公式数値を見ると、同社の平均年収は1,700万円台の後半で推移しており、平均年齢約42歳、平均勤続年数約18年という社員スペックに対して突出した高水準を誇る。同業他社と比較してもトップクラスの数字であり、日本国内の全上場企業の中でも屈指の給料水準だ。
この驚異的な数字を牽引しているのが、給料における賞与(ボーナス)の圧倒的な配分比率である。伊藤忠では全社の連結純利益に連動する業績連動給の仕組みが極めてクリアに設計されている。好業績の決算期には、一回のボーナスだけで基本給の数ヶ月分どころか、数百万円規模の金額が一度に支給されるケースも珍しくない。業績への貢献度がストレートに個人の手取りへと跳ね返るこのサイクルこそが、社員のモチベーションを最高潮に保つ源泉となっている。