伝説の名作が勢揃い!今こそ見返すべき傑作ドラマの魅力を徹底解剖
一方、関西テレビ放送(カンテレ)制作の火曜枠でカルチャーシーンを熱狂させたのが、脚本家・坂元裕二が手掛けた『大豆田とわ子と三人の元夫』だ。建設会社の社長を務めるバツイチならぬ“バツ3”の主人公・大豆田とわ子を、松たか子が軽やかかつ陰影豊かに演じきった。
元夫たちを演じる岡田将生、角田晃広、松田龍平とのユーモラスでどこか切ない掛け合いは、日常の些細な機微を絶妙に掬い上げる。網戸が外れたときの苛立ち、靴下に穴が空いたときの寂しさ。そんな生活の断片に宿る孤独と愛しさを描いた本作は、視聴率という指標を軽々と超え、視聴者の心に深く刺さる金字塔となった。
毎話変化するエンディング映像と主題歌の演出も斬新で、テレビドラマの表現領域を一段階押し上げた傑作と評価されている。