訪問着と留袖の違いとは?結婚式で恥をかかない着物の格とマナー最新事情
Q1:未婚の30代・40代の親族女性は、訪問着と色留袖のどちらを選ぶのが無難ですか?
A1:どちらもマナー上問題ありませんが、新郎新婦との血縁の近さで判断します。実の姉妹や姪など近い親族であれば「一つ紋または三つ紋の色留袖」を選ぶと、親族としての重厚感と品格を保てます。一方、従姉妹や少し遠い親戚であれば、上品で落ち着きのある古典柄の「訪問着」を選ぶと軽やかでバランスが良くなります。
Q2:友人として結婚式に招かれた際、訪問着に紋は入っていなくても失礼になりませんか?
A2:失礼には当たりません。訪問着は紋が入っていなくても準礼装として十分に通用します。むしろ一般ゲストとして出席する場合、紋が入っていない訪問着や一つ紋の訪問着のほうが、親族より出しゃばらない控えめな配慮として好意的に受け取られます。
Q3:母親が洋装のドレスを着る場合、相手方の母親は黒留袖を着てもよいでしょうか?
A3:避けた方が無難です。婚礼における両家の親の装いは「格を同等に揃える」ことが最優先されます。一方が和装最高格の五つ紋黒留袖である場合、洋装側も最も格の高い「正礼装(フロアレングスのロングドレス)」で揃える必要があります。事前に両家で和装にするか洋装にするかを相談し、格のズレを防ぐのが現場での鉄則です。