福島県の城を徹底解剖!鶴ヶ城が難攻不落と呼ばれた真相と名城の現在
公益財団法人日本城郭協会が選定した福島県の日本100名城一覧には、会津若松城(第12番)、白河小峰城(第13番)、二本松城(第14番)の3城が名を連ねています。これらに加え、続日本100名城として向羽黒山城(第111番)と三春城(第112番)が選定されており、福島県は全国的にも極めて高密度に国宝級・史跡級の遺構を保持しています。
なかでも「奥州の関門」として知られる白河小峰城は、白河小峰城三重櫓の現在の姿において、日本の木造復元城郭の先駆けとして極めて高い評価を得ています。平成3年(1991年)に江戸時代の絵図や古文書に基づき、忠実な木造工法で復元された三重櫓は、東日本大震災で石垣が大きく崩落する被害に見舞われました。しかし、文化庁および白河市の詳細な調査のもと、約7,000個もの崩落石材を1個ずつナンバリングして元の位置へ積み直す気の遠くなるような修復作業を経て完全復活を遂げ、2026年現在も往時の迫力を克明に伝えています。