プロが実践するスプリットの投げ方と握りの極意|肘を痛めず鋭く落とす

プロが実践するスプリットの投げ方と握りの極意|肘を痛めず鋭く落とすに関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

Q1:手が小さくてボールをうまく挟めないのですが、スプリットは投げられませんか?
A1:手が小さくても習得は十分可能です。フォークのように深く挟む必要はないため、指の先端(第一関節付近)でボールの縫い目の外側を軽くホールドする「スモールスプリット」の握りを試してください。また、人差し指と中指の幅を狭め、中指と薬指側でバランスを取る変形グリップも有効です。どうしても手首や前腕に力みが生じる場合は、握力の負担が少ないチェンジアップの習得をおすすめします。

Q2:ストレートと同じ腕の振りで投げると、ボールが高めに浮いてしまいます。どう修正すべきですか?
A2:高めに浮く主な原因は、リリースポイントが直球よりも早くなってボールが指から抜けているか、親指の押し込みが足りずにボールの下を滑っていることにあります。対策として、リリースを低くしようと腕を下げるのではなく、ステップ足の前足に体重をしっかりと乗せ、捕手のミットではなく「キャッチャーの膝元」をめがけてストレートを投げ込むイメージを持つと、リリースの押し込みが効いて手元で鋭く沈むようになります。

Q3:フォークボールとスプリット、実戦で空振りを取るならどちらを先に練習すべきですか?
A3:現代の野球においては、まずスプリットから練習することを推奨します。スプリットはフォームを崩しにくく、ストレートと腕の振りを共通化しやすいため、投球メカニクスへの悪影響が少ないからです。スプリットで「適度にスピンを抑えて手元で落とす」リリースの感覚を体得した上で、さらなる縦の大きな落差が必要な場合にのみ、指を深く挟むフォークボールへとアプローチを広げるのが最も安全で合理的な順序です。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。