毛糸の太さ完全ガイド!規格一覧と号数対応表で初心者の失敗を防ぐ
Q1:ラベルを紛失して太さが分からない毛糸を見分ける裏ワザはありますか?
A1:定規に糸を巻き付けて1インチ(約2.54cm)の間に何回巻けるかを数える「WPI(Wraps Per Inch)法」が最も確実です。巻き数が6〜8回なら極太、9〜11回なら並太、12〜14回なら合太、15〜18回なら中細と高精度で判別できます。糸を強く引っ張らず、糸同士が重ならないよう均一に並べて巻くのが正確に測るコツです。
Q2:合太の毛糸を2本取りにして編むと、並太と同じ太さになりますか?
A2:厳密には並太ではなく「並太よりやや太く、極太に近い太さ」になります。毛糸を2本引き揃えると糸の断面積は単純計算で2倍になります。合太(4〜5号針用)を2本取りにすると、適合針は8〜10号程度まで跳ね上がるため、並太用の編み図をそのまま編むと仕上がりが一回り大きくなります。必ずゲージを編んで目数を確認してください。
Q3:かぎ針と棒針で、同じ毛糸なのに推奨号数の数字が異なるのはなぜですか?
A3:棒針とかぎ針で号数の定義基準が異なるためです。棒針は「0号(2.1mm)」から数字が増えるごとに約0.3mmずつ太くなりますが、かぎ針は「2/0号(2.0mm)」から「10/0号(6.0mm)」まで約0.5mm刻みで規格されています。また、かぎ針編みは糸を針で包み込んでループを何重にも引き出す構造上、編み地が棒針より硬くなりやすいため、糸に対して太めの針(ミリ数基準で大きいもの)が指定される傾向があります。
Q4:同じ「並太」表記でも、アクリル毛糸とウール毛糸で太さが違って見えるのはなぜですか?
A4:繊維の比重と復元力の違いによるものです。ウールは繊維の縮れ(クリンプ)により空気を多く含んでふっくらと膨らむため見た目が太く見えますが、アクリルは繊維が均一で密度が高く、少し引き締まって細く見えることがあります。素材特性が異なると、同じ重量・同じ並太表記でも編み上がりの風合いやゲージが異なるため、異素材への糸変更時はゲージ計測が必須です。