フランチャイズとは?仕組みやロイヤリティの罠と儲かる真相を解説

フランチャイズとは?仕組みやロイヤリティの罠と儲かる真相を解説とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

フランチャイズへ加盟するにあたって避けて通れないのが、契約時に支払う「加盟金(初期費用)」と、事業を続ける限り永続的に発生する「ロイヤリティ」です。ここでの資金計画の甘さが、開業後の早期撤退を引き起こす最大の要因となっています。

初期費用には、本部の商標使用許諾料や研修費に充てられる加盟金(相場:100万円〜500万円)のほか、店舗の物件取得費、内装工事費、専用厨房設備・POSレジの導入費、開業前広告費などが加算されます。業態によっては、開業初月の運転資金を含めて1,500万円〜4,000万円規模の自己資金や日本政策金融公庫からの創業融資が必要になります。

また、事業継続のコストであるロイヤリティには、主に以下の3つの計算方式が存在し、どれを採用しているかによって手元に残る利益が大きく変動します。

ロイヤリティ計算方式詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価売上歩合方式
(ファストフード・外食)月間総売上高の3%〜8%を本部に送金月商800万円の場合、毎月24万〜64万円を支払う最も標準的だが、薄利多売の飲食業では原材料費高騰時に手元資金が急速に圧迫される脆弱性を持つ。粗利分配方式
(大手コンビニエンスストア)(売上 − 売上原価)の30%〜60%を本部が徴収月間粗利500万円の場合、150万〜300万円が本部配分売上ではなく粗利連動のため一見公平だが、廃棄商品原価の負担割合を巡るトラブルが起きやすい。定額方式
(個別指導塾・買取専門店)毎月固定5万円〜20万円を定額納入生徒数や買取金額に関わらず固定額で推移売上が伸びるほどオーナーの実入りが増える一方、立ち上げ初期の売上がゼロでも支払いが発生する。

注意すべきは、ロイヤリティ以外にも「システム利用料(月額3万〜10万円)」「全社広告分担金(売上の1〜2%)」「本部指定資材の購入上乗せマージン」など、目に見えにくい名目の支払いが多数組み込まれている点です。見かけのロイヤリティ率が低く設定されていても、諸経費を合算すると実質的な営業利益がわずか数パーセントに留まる設計も珍しくありません。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。