在留期間更新許可申請書の記入例|不許可を防ぐ急所と2026年審査基準

在留期間更新許可申請書の記入例|不許可を防ぐ急所と2026年審査基準にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

出入国在留管理庁が公開している「在留期間更新許可申請書」は、所持している在留資格の類型によって用紙(フォーマット)が異なります。例えば、「技術・人文知識・国際業務」などの就労系であれば「申請人等作成用1〜2」および「所属機関等作成用1〜3」の計5枚、「日本人の配偶者等」であれば「申請人等作成用1〜2」の計2枚が必要です。

まずは全資格に共通する「申請人等作成用」の各項目について、現場で頻発するミスを回避するための具体的な書き方を整理します。

1. 国籍・地域、生年月日、氏名
パスポートの表記と完全に一致させます。アルファベットは大文字・小文字、スペースの有無まで旅券通りの表記が求められます。中国や韓国など漢字圏の方で漢字氏名を併記する場合も、正字で正確に記載してください。

2. 在留カード番号・在留期間の満了日
現在所持している在留カードに印字されている英数字12桁の番号と、有効期限日を一字一句違わずに転記します。ここでの誤記は、入管側のデータベース照合で即座にエラーとなります。

3. 希望する在留期間
「5年」「3年」「1年」など希望年数を記入します。ただし、何年を希望したとしても、法務省令の基準と過去の在留実績、企業の事業規模等に基づいて入管側が最終判断します。一般的には長期滞在を希望する場合「5年」または「最長」と記載しても審査に悪影響はありません。

4. 更新の理由
申請書内の枠は数行程度と極めて狭いため、「現在の会社において引き続きシステムエンジニアとして従事するため」や「配偶者である〇〇と日本国内で安定した婚姻生活を継続するため」と要点を簡潔に記載します。詳細な背景説明が必要なケースでは、別紙として「理由書」を添付するのが定石です。

5. 犯罪を理由とする処分を受けたことの有無
日本国内外を問わず、道路交通法違反(スピード違反や一時不停止による青切符の反則金納付を含む)や過去の処分歴の有無を問われます。「無」と偽って記入し、入管側の身元調査で発覚した場合は「虚偽申告」とみなされ、それだけで一発不許可の致命傷になり得ます。反則金納付であっても件数や時期を正直に申告することが不可欠です。

6. 写真サイズ規格と貼り付けの注意点
提出する写真は縦4cm×横3cmの規格であり、申請前3か月以内に撮影された無帽・無背景・正面向きの鮮明な写真でなければなりません。裏面に申請人の氏名と生年月日を油性マジックで記入してから糊付けします。スピード写真機やスタジオで「パスポート用(45mm×35mm)」と間違えて撮影し、自分でハサミで適当に切り抜いて提出すると、窓口で差し戻しとなる典型例です。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。