スペイン国旗の意味とは?「血と金」と国章に隠された歴史の真相

スペイン国旗の意味とは?「血と金」と国章に隠された歴史の真相とは一体何なのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

スペイン関連のグッズやスポーツ観戦用のフラッグを見ていると、「国章が入っている旗」と「赤と黄色のストライプだけのシンプルな旗」の双方が流通していることに疑問を抱く方も少なくありません。

このスペイン国旗 紋章なし 違いには、1981年10月28日に制定された国旗法(勅令2964/1981号)に基づく明確な法的線引きがあります。

区分仕様と国章の有無法的な使用基準と用途編集部の見解・実態公用旗(政府・軍用旗)国章あり(旗竿側から1/3の黄色帯に配置)大統領府、国会議事堂、軍事基地、大使館、公式行事での掲揚が義務。国際ニュースや首脳会談で目にするのは全てこちら。国家権限の正統性を明示。民用旗(民間・商船旗)紋章なし(赤・黄・赤のストライプのみ)一般市民の私的掲揚、民間商船、市販のお土産品など。法的には国章なしが民用の基本だが、一般人が国章付きを掲げても罰則はない。

比率に関しても重要な規格が存在します。全体の縦横比は「2:3」と定められており、上下の赤い帯の幅はそれぞれ全体の4分の1、中央の黄色い帯の幅は全体の2分の1(つまり赤の2倍の太さ)となっています。黄色が赤の2倍確保されているからこそ、国章を精密にレイアウトしても窮屈にならず、遠目にも黄色の明るさが際立つ構造になっています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。