時透無一郎の壮絶な過去と最期!黒死牟の血筋と死亡理由の真相
ファンの間で長年議論され、無限城編で決定的な事実として明かされたのが、上弦の壱・黒死牟(人間名:継国巌勝 / つぎくに みちかつ)との血縁関係です。
ネット上の一部では「無一郎は日の呼吸の創始者・継国縁壱(よりいち)の直系子孫ではないか」という誤解が散見されますが、これは明確に否定されています。史実および公式設定として、縁壱の妻子は鬼に殺害されており直系の子孫は遺されていません。無一郎は、縁壱に嫉妬し鬼へと堕ちた双子の兄・継国巌勝(黒死牟)が人間の頃に残した子孫の末裔です。
無限城の戦いで対峙した際、黒死牟は無一郎の顔立ちや剣技の冴えを見ただけで自らの血筋であることを看破し、「我が末裔」「我が血脈が絶えていなかった」と歓喜の念を漏らしました。しかし無一郎は、鬼となり数百年もの間人間を虐殺し続けてきた先祖に対して激しい嫌悪と拒絶を示し、「僕は時透無一郎だ」と自らのアイデンティティを叩きつけました。
無一郎が日の呼吸ではなく「霞の呼吸」を使う理由もここにあります。始まりの呼吸の才を受け継ぎつつも、世代を重ねる中で血は薄まり、彼自身の体格や気質に最も適合した風の派生形として「霞の呼吸」へと昇華されたのです。自ら編み出した「漆ノ型・朧」は、上弦の伍・玉壺を単独で討ち取っただけでなく、黒死牟からも「美しき技」と称賛されるほどの完成度を誇りました。