村井國夫の若い頃が超イケメン!俳優座時代からハリソン吹替秘話まで
村井國夫を語る上で欠かせない二大金字塔が、洋画吹き替えとミュージカルです。声優としては、世界的スターであるハリソン・フォードの専属(フィックス)吹き替えを長年担当しました。『スター・ウォーズ』シリーズのハン・ソロ役をはじめ、『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『ブレードランナー』『逃亡者』『エアフォース・ワン』など、ハリソン・フォードの脂の乗った名演の数々に声を吹き込みました。
低く落ち着きがありながらも、ユーモアとタフネスを感じさせる村井の声は、ハリソン・フォード本人の声質と完璧にシンクロしており、「ハリソンの声といえば村井國夫」という絶対的な評価を映画ファンの間で確立しました。
一方、舞台界における最大の代表作が、1987年の日本初演から長年にわたり演じ続けたミュージカル『レ・ミゼラブル』のジャベール警部役です。主人公ジャン・バルジャンを執拗に追い詰める冷厳な法執行官でありながら、自らの信念の崩壊に苦悩する難役を、圧倒的な歌唱力と重厚な演技で体現。鹿賀丈史や滝田栄らと共に創り上げた初演メンバーの舞台は、今なお日本のミュージカル史における最高峰として語り継がれています。