体高1Mの巨鳥ブラマは本物か?合成疑惑の真相と日本飼育のリアル
ブラマの成鳥は、雄の場合で体高(身長)約70〜100cm、体重約5.0〜8.0kgという驚異的なスケールに達します。一般的なニワトリの成鳥体重が2kg前後であることを考慮すると、じつに2倍から3倍以上の重さです。雌であっても体重4kg前後にまで成長し、中型犬や大型のメインクーンにも匹敵する存在感を放ちます。
ブラマのルーツは19世紀中頃のアメリカにあります。中国の上海から輸入された大型の肉用鶏「九斤黄(Cochin)」と、インドのブラマプトラ川流域から持ち込まれたとされる「Grey Chittagong」などを交配し、過酷な寒冷地でも耐えうる実用鶏として改良されました。その圧倒的な風格と堂々たる体躯から、愛好家の間では「家禽の王様(King of Poultry)」の異名で親しまれています。
アメリカ農務省の食肉基準を支える主要品種として発展した歴史を持ちますが、現代ではその均整の取れた美しさとユニークな容姿が高く評価され、品評会(家禽ショー)の花形やコンパニオンバードとしての役割が主流となっています。