道の駅栗源(くりもと)の真相!幻の焼き芋と直売所・混雑徹底検証

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近年のさつまいもブームでは「紅はるか」や「シルクスイート」といったネットリ系の高糖度品種が主流となっています。しかし、ここ栗源で主役を務めるのは、古き良き日本の焼き芋文化を象徴する「紅小町(べにこまち)」です。

紅小町は、上品な甘みと口の中でホロリとほどける極上の粉質(ホクホク感)が特徴の品種です。しかし、栽培時に病気や冷害に弱く、形の整った芋を収穫するのが極めて困難であるため、生産者が激減。「幻のさつまいも」と呼ばれる所以はここにあります。

道の駅くりもとでは、専用の焼き釜でじっくりと熱を通した紅小町の焼き芋が実演販売されています。皮の香ばしさと黄金色の果肉から広がる素朴で奥深い甘みは、一度食べると現代の蜜芋ブームとは一線を画す感動を与えてくれます。また、秋(9月中旬〜11月上旬頃)には隣接する体験農園で「芋掘り体験」が開催され、スコップを片手に土と触れ合う家族連れで大盛況となります。さらに、ブルーベリー摘みやニジマス釣りなど、年間を通じて里山ならではの体験プログラムが充実している点も見逃せません。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。