【2026年現地ルポ】地域医療の壁を破る新潟大学医歯学総合病院、先端Ai・医歯連携が拓く高度医療の最前線
「手術が成功しても、肺炎を起こしては意味がない」。同院が長年力を注いできたのが、周術期等口腔機能管理だ。
心臓血管外科や消化器外科の大手術を受ける患者に対し、術前から専門の歯科衛生士や歯科医師が介入して口腔内環境を徹底的に整える。これにより、術後肺炎のリスクが格段に低下することがデータでも立証されている。さらに、管理栄養士、理学療法士、薬剤師が一体となった多職種チームが、患者の早期離床と社会復帰を強力にバックアップする。細部への徹底した目配りが、結果として高い救命率と早い退院に結びついている。