2026年、日本の音楽現場に何が起きているのか?熱狂を再燃させる「Live House Fever」の正体と現場のリアル
一方で、この熱狂の裏には切実な経済的課題も横たわっている。物価高の影響を受け、都内の多くのライブハウスでは入場時のドリンク代が700円〜800円へと引き上げられた。光熱費の上昇や機材メンテナンス費の高騰は、店舗運営を直撃している。
それでもファンが足を運び続けるのは、多くの箱が単なる「演奏会場」を超えたコミュニティハブとして機能し始めているからだ。限定のオリジナルクラフトビールを開発したり、アパレルブランドとコラボした限定グッズを展開するなど、音楽プラスαの体験価値を提供する工夫が各地で実を結んでいる。