髪の毛の玉結びはなぜ勝手にできる?原因と正しいほどき方を徹底解説
「朝起きてブラッシングしていたら、髪の途中に完璧な玉結びができていて引っかかった」「見つけるたびにプチッと引きちぎっていたら、毛先がスカスカになった」――。大手知恵袋サービスやSNS上を調査すると、結び毛に関する相談は毎月数百件規模で投稿されており、特にロングヘアや縮毛矯正を繰り返している層からの悲鳴が目立ちます。
編集部が毛髪診断士やサロン現場の声を総合取材したところ、玉結びを頻発させている人には共通する「3大NG習慣」が存在することが判明しました。
第一のリスクは、就寝時の髪の毛の摩擦ダメージです。人間は一晩に平均20〜30回の寝返りを打ちます。綿や麻の枕カバーに無防備な毛先を擦りつけ続ける行為は、髪にとって「ヤスリの上で激しくもみくちゃにされている」のと同等です。特に濡れたまま、あるいは生乾きの状態で就寝した場合、キューティクルが開ききった脆弱な状態で結び目が量産されます。
第二は、シャンプー時の誤った「もみ洗い」です。頭皮を洗うのではなく、髪の毛同士をゴシゴシと激しく擦り合わせるように泡立てていると、毛髪の先端が絡み合い、水流の力で結び目を強固に締め上げてしまいます。
そして第三が、見つけた玉結びを爪先で力任せに引きちぎる行為です。これが深刻な切れ毛の原因となり、引きちぎられた断面から毛髪内部の間充物質(ケラチンタンパク質など)が流出。毛先がホウキのように裂け、さらに周囲の毛を巻き込んで新たな玉結びを誘発するという、最悪の負のスパイラルへと突入します。