実務家と研究者の違いは?大学で急増する採用理由と年収・要件のリアル
実務家が大学教員へ転身するにあたり、教員免許のような国家資格は原則不要です。その代わり、文部科学省が策定した「大学設置基準」およびガイドラインに沿った厳格な要件が課されます。
一般的に示される採用基準の目安は以下の通りです。
・実務経験年数の基準:専攻分野における通算5年以上(教授職の場合は10年以上が目安)の高度な実務経験。
・役職・プロジェクト実績:企業での役員・管理職経験、国家的・国際的プロジェクトの統括実績、特許取得や著書の執筆歴など。
・教育指導能力:社内研修の講師歴や学会発表、実務知識を他者に体系的に教授できるファシリテーション力。
修士号や博士号などの学位を保持していることが望ましいものの、卓越した現場実績があれば学士卒であっても「専攻分野について特に優れた知識及び経験を有する者」として採用されるケースは少なくありません。