横田めぐみさんの娘キム・ウンギョン氏の現在|モンゴル面会と家族の絆
横田めぐみさんの生死をめぐっては、日朝間で根本的な対立が続いています。北朝鮮側は2002年以降、「めぐみさんは1994年(後に1993年と修正)に入院先の病院で自殺した」と主張し、2004年には「めぐみさんの遺骨」とされる骨を提供しました。しかし、日本の警察庁科学警察研究所および帝京大学による高精度DNA鑑定の結果、別人のDNAが検出され、北朝鮮側の主張の偽装が暴かれました。
日本政府および拉致被害者家族会は、「客観的な証拠が皆無であり、生存の可能性を前提として全員の一括帰国を求める」という確固たる立場を崩していません。
2014年5月には拉致被害者の全面再調査を約束した「ストックホルム合意」が結ばれたものの、その後の核・ミサイル開発に伴う制裁措置などにより交渉は再び停滞。ウンギョン氏が存在しているという厳然たる事実は、「めぐみさんが北朝鮮で懸命に生きていた証」であり、拉致問題の真相解明に向けた動かぬ礎となっています。