【2026年最新ルポ】熱狂と破滅の境界線――巨大化した「メン地下」経済の光と影、現場で何が起きているのか
世間からは「疑似恋愛を切り売りするホストの変形」と批判的な視線を向けられることも少なくない。しかし、現場を取影していくと、単なる色恋営業だけでは説明がつかない熱量とサードプレイス的な機能が存在することに気づかされる。
フロアでは、ファン同士が互いの推し活を支え合い、連帯感が生まれている。仕事でも家庭でもない「第三の居場所」。共通の情熱を傾けられる対象を中心に集まったコミュニティは、孤独が深まる現代社会において、一種のセーフティネットとして機能している側面も否定できない。
過度な依存や破滅的な消費は防ぐべきだが、彼女たちが求める「繋がり」そのものを否定することは、彼女たちの切実な救いすら奪いかねないという難しさがある。