ジャニー喜多川氏の死亡から解体へ|死因の真相と現在に至る全軌跡
ジャニー喜多川氏が体調の急変に見舞われたのは、2019年6月18日午前11時30分頃のことでした。東京都渋谷区のタワーマンション自宅において体調不良を訴え、意識を失ったことから、関係者によって直ちに119番通報が行われました。救急車で緊急搬送された先は、同じ渋谷区内にある日本赤十字社医療センター(広尾)でした。
搬送直後は集中治療室(ICU)に収容され、絶対安静の状態で高度な救命処置が続けられました。事務所が正式に病名を発表したのは、搬送から約3週間が経過した7月1日のことでした。公表された確定病名は、解離性脳動脈瘤(かいりせいのうどうみゃくりゅう)破裂によるくも膜下出血です。脳動脈の内膜が裂けて動脈瘤が形成され、それが破裂して脳表を覆うくも膜下腔に出血が広がる極めて重篤な疾患であり、高齢者における救命率は医学的にも非常に厳しいものでした。
その後、容態が一時的に落ち着いたことで一般病棟の特別室へと転棟しました。病室にはCDプレーヤーが持ち込まれ、少年隊、SMAP、嵐、King & Princeといった歴代所属グループの楽曲が朝から晩まで流されていたと伝えられています。面会に訪れたタレントやJr.たちに対し、医師の許可を得て好物の焼き肉やおでんを口元に運ぶなど、所属タレントたちによる献身的な付き添いが続けられました。しかし、懸命な医療処置も実を結ばず、2019年7月9日午後4時47分、数多くの所属タレントに見守られる中で息を引き取りました。享年87歳でした。