ラグビーの街で泥に塗れる魂|布施工科ラグビー部が公立の誇りをかけて挑む激闘の軌跡
布施工科ラグビー部を動かす原動力は、選手だけではない。熱意あふれる指導陣の存在が大きい。
指導者たちは単に試合に勝つことだけを目的としていない。ラグビーという格闘球技を通じて、社会に出ても通用する人間性を育むことを第一に掲げる。挨拶、道具の管理、時間の厳守、そして苦しい場面で味方のために体を張る精神。
「勝ち負けはもちろん大事だが、グラウンドを去るときにどんな男になっているかが最も重要だ」。練習後、泥と汗にまみれた選手たちに投げかけられる言葉には、温かい情熱が宿っている。