ピアスを開ける病院は何科が正解?皮膚科と美容外科の費用比較【2026】

ピアスを開ける病院は何科が正解?皮膚科と美容外科の費用比較【2026】について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

市販のピアッサーを使えば千数百円程度で手軽に開けられるように思えるセルフピアッシング。しかし、医療現場の取材では「自分で開けてトラブルになり、結局治療費で数倍の出費になった」という患者の駆け込みが後を絶ちません。

セルフピアッシングで最も頻発するのが「ホールの角度のズレ」です。鏡越しにまっすぐ押し込んだつもりでも、耳の裏側へ抜ける角度が斜めになってしまい、ピアスの軸が皮膚を圧迫して強い痛みが続いたり、将来的に好みのピアスが引っかかって入らなくなる事態が発生します。

さらに深刻なのが、不衛生な環境や無理な貫通による組織損傷から生じるピアス化膿トラブル病院受診事例です。化膿を放置すると、耳たぶに硬いしこりが残る「粉瘤(アテローム)」や、傷口が異常増殖して赤く盛り上がる「耳介ケロイド」へと発展する危険性があります。特に軟骨部分は血流が乏しいため、細菌感染を起こすと「耳介軟骨膜炎」を引き起こし、最悪の場合は耳の軟骨が溶けて変形してしまうリスクすら孕んでいます。

医療機関であれば、完全滅菌された医療用ディスポーザブル(使い捨て)器具を用い、適切な軸長(ピアスのポストの長さ)と軸太(ゲージ数)を選定して一瞬で穿孔します。初期費用をわずかに抑える代償として身体に不可逆な傷跡を残すリスクを考えれば、医療機関での処置が極めて合理的です。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。