昭和の名曲が令和にバズる理由――ペギー葉山『南国土佐を後にして』の歌詞が、なぜ今若者の心を揺さぶるのか?
TikTokやInstagramを開けば、10代や20代のクリエイターたちがアコースティックギター一本でこの曲をカバーしている姿が目に入る。彼らにとって、この歌は「おじいちゃんおばあちゃんの曲」ではない。等身大の自分たちの不安や孤独を代弁してくれる「新しいエモい曲」なのだ。
「言葉数が少なくて、行間があるからこそ、自分の感情を投影しやすい」と、ある現役大学生シンガーは語る。情報過多の現代において、削ぎ落とされたシンプルな言葉の持つ破壊力は凄まじい。