Mt車の正しい停車手順|ブレーキとクラッチの順番やエンスト防止策
MT車を運転していて最も質問が多い疑問が「ブレーキとクラッチはどちらを先に踏むべきか」という点です。答えは明確で、「ブレーキが先、クラッチが後」が絶対の基本となります。
走行中に減速する際、まず右足でフットブレーキを適度に踏み込みます。この段階ではクラッチペダルを踏んではいけません。エンジンと車輪が繋がった状態を維持することで「エンジンブレーキ」が働き、タイヤのグリップ力を最大限に活かした安定した減速ができるためです。
クラッチを切るタイミングは、車速が十分に落ち、エンジンの回転数がアイドリング回転数付近(約1,000rpm前後、速度目安としては時速10〜15km/h)まで下がった瞬間です。この回転数を下回るとエンジンが息継ぎを始め、不快なノッキングやエンストが発生します。エンジンの限界回転数に達する直前に左足でクラッチを一気に奥まで踏み込み、右足のブレーキ踏力をコントロールしながら狙った停止位置へ滑らかに車を静止させます。