Kaba. ちゃんの現在と激変の真相|性別適合手術と戸籍変更の全記録
幼少期から抱え続けていた性同一性障害の葛藤に終止符を打つべく、大きな行動を起こしたのが40代半ばのことでした。2016年、彼女は医療水準の高いタイへと渡り、約数週間にわたる滞在の中で生殖腺除去術および造膣術を伴う性別適合手術を受けました。身体的な負担とリスクを伴う過酷な大手術でしたが、当時の特番インタビューや手記において本人は「ようやく本当の自分として生きるスタートラインに立てた」と涙ながらに語っています。
同年8月、東京家庭裁判所へ申し立てを行い、戸籍上の性別を「男」から「女」へと変更することが正式に認められました。この際、戸籍上の本名も旧名の「永次(えいじ)」から「椛島一華(かばしま いちか)」へと改名。「一から華やかに、一輪の花のように美しく生きていきたい」という強い決意が込められたこの名前は、彼女が歩んできた苦難の歴史を肯定する証となりました。
さらに外見や戸籍のみならず、喉仏の切除手術や声帯を縫い縮めて高音を出しやすくする声帯手術を実施。かつての太くハスキーな特徴的な声から、柔らかく女性らしい声色へと変化を遂げました。自身のアイデンティティと身体的特徴を完全に合致させるための徹底した姿勢は、多くの当事者やファンに深い感銘を与えました。