蒲焼さん太郎の原材料は魚?生産終了や値上げの真相と驚きのアレンジ術

蒲焼さん太郎の原材料は魚?生産終了や値上げの真相と驚きのアレンジ術についての疑問解決ガイドをお届けします。

「蒲焼」という堂々たる商品名から、幼少期に「本物のウナギの肉が入っている」と信じ込んでいた方も少なくないはずです。しかし、裏面の成分表示を確認すると、そこには驚くべき事実が記されています。蒲焼さん太郎の原材料における主原料は、ウナギではなく魚肉すり身(スケトウダラ)です。

製造を手がけるのは、茨城県常総市に本社を置く駄菓子メーカーの名門菓道、そして全国へ流通させているのが「うまい棒」でおなじみのやおきんです。菓道の卓越したシート成形技術により、スケトウダラのすり身にいか粉末を練り込み、薄く伸ばして焼き上げることで、あの独特のハードな食感を生み出しています。

ウナギのエキスすら一切使われていないにもかかわらず、本物の蒲焼を想起させる理由は、表面に幾重にも塗られた特製タレにあります。しょうゆ、みりん、砂糖をベースに、香辛料や調味料を絶妙な比率で配合。魚肉シートの香ばしさとタレの甘辛さが口の中で混ざり合うことで、日本人が本能的に好む「蒲焼の芳醇な風味」を見事に擬似再現しているのです。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。