歯根破折は抜歯しかない?歯を残す最新治療法と後悔しない選択肢を解説
Q1:歯根破折の接着治療は健康保険で受けられますか?
A1:原則として自費診療(自由診療)となります。マイクロスコープの使用や特殊な高強度接着レジンを用いた歯根の復元・意図的再植術は、現行の公的医療保険制度の適用外です。費用相場は医院によって異なりますが、約5万〜15万円(被せ物代は別途)が一般的です。
Q2:レントゲンで「異常なし」と言われたのに、噛むと激痛が走るのはなぜですか?
A2:破折の初期段階では亀裂が極めて細かく、2次元レントゲンの照射角度と一致しないと影として写りません。噛んだ時だけ痛む場合、荷重がかかった瞬間だけヒビが開き、神経や歯根膜を刺激している疑いがあります。診断を確定させるには歯科用CT(3次元撮影)やマイクロスコープによる精密検査が必要です。
Q3:神経のない歯の破折を防ぐ予防法はありますか?
A3:最大の予防策は、就寝時の「ナイトガード(マウスピース)」装着によって歯ぎしり・食いしばりの過大な負荷を分散させることです。また、被せ物の土台(コア)をやり直す機会があれば、硬い金属ではなく、天然歯に近いしなやかさを持つ「ファイバーポスト(グラスファイバー製コア)」を選択することで破折リスクを大幅に低減できます。