香典を渡す時の言葉と最新マナー|受付・遺族別の文例と失敗しない作法
言葉の選び方と同時に厳しく見られているのが、香典袋の物理的な取り扱い手順だ。いくら丁寧な挨拶を口にしても、バッグから剥き出しの不祝儀袋を取り出して片手で差し出すような行為は、相手に大きな不快感を与える。ここでは、袱紗の包み方と渡し方を含む一連の動作基準をデータとともに整理する。
香典の渡し方マナーにおける所作は以下のステップを遵守する。
まず、袱紗の包み方について、弔事では「左開き」(左側に折り目が来るように右・下・上・左の順で包む)が絶対のルールだ。慶事の右開きと取り違えると重大な作法違反とみなされる。挟むだけの台付き袱紗や金封袱紗を使う場合も、開口部が左側になるよう保持する。
受付の前に立ったら、一礼してから袱紗を取り出し、相手の目の前で手際よく広げる。香典袋を取り出したら畳んだ袱紗の上に載せ、相手から見て正面(名前が正しく読める向き)になるよう時計回りに180度向きを変えて、両手を添えて差し出す。「どうぞお納めください」と添えて差し出せば、所作として非の打ち所がない。