なぜコンビニから成人誌が消えたのか?大手3社の撤去理由と最新裏側
転換点は一朝一夕に訪れたわけではない。業界を牽引するセブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンの大手3社が、成人向け雑誌の販売を原則中止すると打ち出したのは2019年のことだ。店舗網の全国拡大とともに、訪れる客層は大きく変化した。かつてメインだった男性客だけでなく、女性や子供、家族連れが24時間利用する社会インフラへと進化したことが背景にある。
店舗のレジ横や通路奥に置かれた棚は、どうしても女性や子供にとって不快感を与える要因になりやすかった。フランチャイズ加盟店からの要望も強まった。「家族連れが安心して来店できる店づくりをしたい」という現場の声が、本部を大きく動かしたのだ。大手3社はフランチャイズ加盟店の意向を尊重しつつ、店舗イメージの刷新を図るために自主規制の舵を切った。