ぶどうの袋かけの時期はいつ?失敗しない最適なタイミングとプロが教える極意
適切な時期と道具が揃ったら、実際の取り付け作業に移ります。プロの農家が実践する、隙間のない完璧な袋かけの手順を紹介します。
手順1:袋にしっかりと空気を入れて膨らませる
たたまれた状態の袋をそのままかぶせてはいけません。袋の口を少し開け、中に空気を入れてふんわりと立体的に膨らませます。果実が袋の内側に直接触れないように空間を作ることが、病気予防と綺麗な肌作りのポイントです。
手順2:下方から優しく包み込み、軸の根元に寄せる
果房を下からそっと袋の中に滑り込ませます。この際、せっかく実った果粒を強く擦らないよう慎重に扱います。袋の上の切り込み部分を、果汁を運ぶ「結果枝」ではなく、ぶどうの「果軸(房の持ち手部分)」の根元にしっかりと手繰り寄せます。
手順3:針金を隙間なく巻き留める
袋の口についている備え付けの針金を使い、軸の周りをキツすぎずゆるすぎず密着させて固定します。ここに隙間が空いていると、雨水が軸を伝って袋内部に侵入したり、アリやハチが潜り込んだりする原因になります。V字に折りたたむようにして固く結ぶのがコツです。