2026年版「後悔しない家づくり」の決定版:老後も見据えた階段寸法の最適解と見落としがちな3つの落とし穴
日本の建築基準法が定める住宅用階段の最小寸法は、蹴上げ(ステップの高さ)23cm以下、踏み面(足を乗せる奥行き)15cm以上、階段幅75cm以上だ。だが、この数値をそのまま採用した階段をイメージしてみてほしい。ほぼ「はしご」に近い急勾配になる。
この法律上の基準は、あくまで「最低限の火災避難や構造安全を満たすためのライン」に過ぎない。大人の足のサイズが平均24〜27cmある現代において、踏み面15cmではかかとやつま先が大きくはみ出し、下りる際に踏み外すリスクが跳ね上がる。法的クリアは、決して「暮らしやすさ」を保証するものではない。