甲子園を揺らす三重高校野球部の真実!新采配とドラフト候補を追う
同校の野球史を語る上で欠かせないのが、輝かしい甲子園での実績だ。1969年の第41回選抜高等学校野球大会での全国制覇をはじめ、春の選抜高等学校野球大会、夏の全国高等学校野球選手権大会の双方で数々の激闘を繰り広げてきた。聖地・阪神甲子園球場の土を踏みしめてきた歴代の球児たちは、幾度となく奇跡的などんでん返しを演じ、全国のファンを魅了してきた。
この揺るぎない土台を築いた立役者の一人が、名将として知られる沖田展男氏だ。同氏が植え付けた「粘り強さ」と「一球に対する執念」は、時代や指導者が変わろうとも脈々と受け継がれている。単に勝利を追求するだけでなく、土壇場で見せる集中力と土着的な逞しさは、三重高等学校のアイデンティティそのものと言えるだろう。