エアコンのキュルキュル音は故障?プロが明かす原因と緊急対処法
異音の正体を突き止めるには、順を追った観察が欠かせない。資格を有する冷凍空調技士の知見によれば、2026年の最新現場で行われている診断手順の第一歩は「音が室内機と室外機のどちらから発生しているか」の確認だ。
室内機から鳴っている場合、風量を強弱に変えた際に音のピッチや周期が変化するかを観察する。風量に同期して「キュルキュル」というピッチが速くなるなら、送風用モーターのベアリング(軸受)不具合か、旧型機や一部大型機に組み込まれたファンベルトの劣化・摩耗が強く疑われる。一方、風量を止めても異音が変わらない場合は、ルーバー(風向板)を動かすステップモーターのギア摩耗が要因だ。
室外機からの異音であれば、プロペラファンを回すモーター軸受の固着や、圧縮機(コンプレッサー)周りの防振ゴムの劣化が考えられる。発生源の特定こそが、無駄な修理費を防ぐ最初の大事なステップとなる。