パリ発祥の至高スイーツ、ラデュレのマカロンが愛され続ける秘密
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話は19世紀半ば、パリのロワイヤル通りにさかのぼる。創業者のルイ=エルネスト・ラデュレがこの地にベーカリーを開いたことが、すべての始まりだった。当時のパリは都市改造の真っ只中であり、文化や社交の場が急速に花開いていた時代だ。ラデュレは単なるパン屋から、女性たちが自由にお茶を楽しみながら会話を交わせる画期的な「サロン・ド・テ」へと変貌を遂げた。
そして20世紀初頭、この店で歴史的な発想の転換が生まれる。それまで単体で食べられていた焼き菓子に、ガナッシュを挟んで2枚一組にするという革新的なアイデアだ。これこそが、今日私たちが知るマカロン・パリジャンの誕生の瞬間である。この発明は、当時の製菓業に大きな衝撃を与え、伝統的なフランス菓子の概念そのものを塗り替えることとなった。