反射神経テストで測る反応速度の限界と年齢別平均値・最新の鍛え方
自身の現在の反応速度をチェックする方法は、デジタルとアナログの双方で確立されています。それぞれ特性が異なるため、目的に応じて使い分けることが正確な自己把握への近道です。
ウェブブラウザや反射神経測定アプリを利用する場合、手軽にミリ秒単位のスコアが得られる利点があります。ただし注意すべきは、デバイス側の遅延(ディスプレイの応答速度やタッチパネルの入力遅延)です。一般的なスマートフォンでは30〜60ms程度の内部遅延が含まれる場合があり、PC環境で高リフレッシュレートモニターと有線マウスを使用した場合よりも数値が遅く出やすい傾向があります。
道具を使わずに身体の純粋な反応時間を確かめる古典的かつ確実な手法が、「定規を使った反射神経テスト」です。
【定規反射神経テストのやり方】
1. 補助者が30cm定規の上端を持ち、被験者は定規の最下部(0cmの位置)に親指と人差し指を添える(触れずにスタンバイ)。
2. 補助者は予告なしに任意のタイミングで定規を垂直に落とす。
3. 被験者は落下した定規を目視した瞬間に指で挟んで掴み、掴んだ目盛り(cm)を読み取る。
落下距離から反応時間を割り出すには、物理学の自由落下の公式($t = \sqrt{2d / g}$、ただし$g \fallingdotseq 9.8\text{m/s}^2$)を使用します。掴んだ位置が15cmであれば約175ミリ秒、20cmであれば約202ミリ秒、25cmであれば約226ミリ秒となり、手軽に客観的な反応速度を算出できます。