ドンキのポップはなぜ手書き?専属職人の給料や書き方の裏側を大解剖

ドンキのポップはなぜ手書き?専属職人の給料や書き方の裏側を大解剖についての疑問解決ガイドをご紹介します。

ドン・キホーテのPOPに使われている書体は、業界内で通称「ドンキ文字」と呼ばれています。丸みを帯びながらも太く力強いこのフォントは、遠くからでも視認性が高く、楽しげな雰囲気を醸し出すための緻密なルールが存在します。

POP職人が現場で実践している「ドンキPOP書き方のコツ」は以下の通りです。

  1. 画材の選定:主に使用されるのは三菱鉛筆の「ポスカ(POSCA)」太字・極太や、寺西化学工業の「マジックインキ」です。発色が鮮やかで裏写りしにくい不透明インクが基本となります。
  2. 文字の骨組みと袋文字:最初に細い芯で文字の中心線(骨組み)を捉え、その外側を均一な太さで囲む「袋文字」を作ります。画数の多い漢字でも、線の隙間(アキ)をあえて極限まで潰すことで、圧倒的な重量感を出します。
  3. 右肩上がりの傾斜と丸み:文字の角をすべて落として丸く仕上げ、全体を約5度ほど右肩上がりに傾けることで、躍動感とポジティブな印象を与えます。
  4. 黄色・赤・黒・白のコントラスト配色:視認性が最も高い「黄色地に黒文字+赤の縁取り」、あるいは「白抜き文字に黒と赤の二重縁」を多用します。
  5. イラストとキャッチコピーの配置:公式キャラクターである「ドンペン」や「ドンプコ」を添える際は、まず目とクチバシのバランスから描き始め、POPの角に「ひょっこり顔を出す」構図にすることで親しみやすさを演出します。
小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。