氷に塩でなぜマイナス20℃に?科学の仕組みと裏ワザを徹底解説
冷凍庫から出したばかりの氷は通常0℃付近ですが、そこにたっぷりの食塩を振りかけると、周囲の空気が凍りつくほどの急激な温度降下が始まります。条件を整えれば、温度計の針はあっという間にマイナス20℃前後まで急降下します。
なぜ熱源もない状態で自発的にここまで冷えるのでしょうか。その答えは、塩が氷に触れた瞬間に起きる「凝固点降下」と「融解熱による吸熱反応」という2段階の化学現象にあります。単に氷が溶けているのではなく、氷が無理やり溶かされる過程で周囲から強烈に熱を奪い去るため、劇的な冷却現象が発生するのです。