地球温暖化は本当に手遅れなのか?科学とIpcc報告書が示す真実
気候危機の深刻さが増す一方で、社会の反応はどこか冷ややかだ。Netflixで配信され世界的な話題となった映画『ドント・ルック・アップ』は、地球に彗星が激突する危機に直面しながらも、政治やメディアが目先の利権と娯楽に終始する滑稽な人間模様を描き出した。あの映画が突きつけた風刺は、現在の絶望的な環境問題に対する社会の不感症そのものと言える。
社会活動家のグレタ・トゥンベリ氏をはじめとする若者たちが大人たちの無策を批判し続けても、メディアはそれを一時的なトピックとして消費しがちだ。各種の気候変動ドキュメンタリーが警鐘を鳴らし続けているにもかかわらず、社会の根本的なシステム転換はいまだ鈍い。現実の悲惨さと社会の静観というギャップこそが、人々に「もう手遅れだ」という無力感を抱かせる最大の要因となっている。