ふもとっぱらキャンプ場の天気攻略法|突風・気温急変の完全対策
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ふもとっぱらで多くのキャンパーを悩ませるのが、突然吹き荒れる強風です。現地は東に富士山(標高3,776m)、西に毛無山(標高1,964m)を擁する朝霧高原の谷状地形に位置しています。この独特の地形が、気象予報の数値以上の局地風を生み出す構造的な原因となっています。
特に警戒すべきは、西側の毛無山から吹き下ろす冷たい下降気流「毛無山おろし」です。昼間の日照で温められた空気が夕方に冷やされるタイミングや、前線が通過する局面では、平穏だった草原に風速15m/sを超える突風が急襲します。一般的なドームテントやタープの耐風限界は風速10〜12m/s程度とされており、設営の甘い大型ツールームテントや大型タープは一瞬でポールが折損、あるいは幕体が引き裂かれる危険に晒されます。
また、広大な平原であるため風を遮る遮蔽物が周囲にほとんどありません。風が一度吹き始めるとサイト全体を吹き抜けるため、隣接するテントが風防の役割を果たさない点も、ふもとっぱら特有のシビアな環境要因です。