刺青とタトゥーの違いとは?針の深さ・痛み・温泉ルールと除去の現実

刺青とタトゥーの違いとは?針の深さ・痛み・温泉ルールと除去の現実とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

美容医療の進歩により「気に入らなくなったらレーザーで消せばいい」と軽く考える人が増えていますが、除去治療の現場は過酷です。入れる際の数倍の費用、時間、そして強烈な痛みが伴います。

現在主流の「ピコ秒レーザー」は、従来のナノ秒レーザーに比べて色素の微粒子破砕能力が高まり、青・緑などの難治性カラーインクにも反応しやすくなりました。しかし、それでも以下の現実を直視しなければなりません。

除去方法費用相場(目安)治療期間・回数残存リスク・傷跡ピコレーザー照射5cm×5cm:1回約3万〜5万円
(総額20万〜50万円以上)約1年〜2年
(6〜10回以上照射)色素沈着、脱色(白抜け)、皮膚の質感変化(ケロイド・瘢痕化)切除手術(外科的切除)1cmあたり約1万〜2万円
(総額10万〜40万円)1回〜数回(分割切除)
抜糸まで約1〜2週間一本の直線状またはジグザグの明確な手術跡(傷跡は一生残る)

皮膚科専門医が口を揃えるのは、「どのような最先端レーザーを用いても、完全に生まれたままの素肌に戻すことは不可能」という事実です。インクの色素は抜けても、皮膚の引きつれや輪郭の白浮きが残り、照射時にはタトゥーを入れる時を遥かに凌ぐ熱破壊の激痛が走ります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。